YouTubeから聞こえるアメリカの声

Archive for the ‘Art’ Category

自由の歌: アン・サン・スー・チー

In Art, Human Rights on 2009/07/07 at 00:55


Lack of freedom does a lot of terrible things to people. It’s only when you are deprived of your freedom that you realize how precious it is.

自由を奪われるということは、人にとても多くの悲劇をもたらします。人は自由を奪われた時に初めて、その大切さを知るのです。

– Nobel Peace Prize winner Aung San Suu Kyi was elected Prime Minister of Burma in 1990. She has been under house arrest by the Burmese government for 13 of the last 18 years. –

(ノーベル平和賞を受けたアン・サン・スー・チーは、1990年にビルマの首相に選ばれた。しかしそれから18年のうちの13年間、自宅軟禁を強いられている)

If you want to keep the non-violent approach, we find that there’s a vast difference in the attitude of a man with a gun in his hand, and that of one without a gun in his hand. When a man doesn’t have a gun in his hand, or a woman in that matter, he or she tries harder to use his or her mind, a sense of compassion, intelligence to work out the solution. But if you put a gun into the person’s hand, a gun is always there to use. So that the urge to depend on more on intellectual considerations, the urge to exercise one’s intelligence and compassion more become that much less. So we think that non-violent approach is best for our country. We want to cut that vicious cycle that has been going on in Burma so some time. People are trying to change our political scene with the power of the gun.

非暴力主義の立場から見るわかることですが、銃を持った男性と銃を持たない男性の間には、態度の上でとても大きな違いがあります。男性が銃を持たない時、女性でもそうですが、その人は頭を使って、心を使って、知恵で問題解決をしようと努力します。でももしその手に銃を持たせると、銃をいつでも使えることになります。すると知性で考えようとする気持ち、理性や思いやりで考慮しようとする衝動が、どんどんなくなります。だから私は非暴力主義が私の国に最良だと思うのです。ビルマで何年も続いている悪循環を断つべきだと思うのです。銃の力で政治を変えようとしている人たちがいます。

I think that musicians and artists, anywhere in the world, are in a position to draw public attention to our cause in the way which others can not. Because one good freedom song can go a lot further than a several long speeches, or interviews like this. A number of interviews like this are nothing compared to a really catchy freedom song for Burma. If somebody would come out with it, it could spread all over the world. That will help us a great deal.

音楽家や芸術家は、世界のどこでも、普通の人には出来ない力で、大衆の注目を社会活動に集めることが出来る立場にあると思います。たったひとつの「自由の歌」は、いくつもの演説より、私のこんなインタヴューより、もっともっと大きな力があります。ビルマのための覚えやすい「自由の歌」一曲は、たくさんのインタヴューなど比べものになりません。誰かが作ってくれたら、世界中に広がります。そしてビルマの救いになります。

– What’s your freedom song? あなたの「自由の歌」を送って下さい。-
Send yours to myfreedomsong@causecast.org
Sign The Petition At HumanRightsActionCenter.org

Shepard_Fairey_ASSKアン・サン・スー・チー解放キャンペーン「率いる自由」
Freedom To Lead
http://freedomtolead.causecast.org/
Human Rights Action Center
http://www.humanrightsactioncenter.org

「率いる自由」ポスター、シェパード・フェアリー作
Freedom To Lead poster by Shepard Fairey
http://obeygiant.com/store/home.php?cat=1

関連ブログ: Jim Carrey, Michael Stipe, Aung San Suu Kyi
https://100voices.wordpress.com/2007/10/03/jim-carrey-michael-stipe-aung-san-suu-kyi/

関連ブログ: Obama Hope Poster
https://100voices.wordpress.com/2008/02/29/obama-hope-poster/

Randy Pausch’s Last Lecture in Japanese

In Art, Health Care on 2008/05/21 at 23:14


ランディ・パウシュ「最後の授業」日本語字幕付き
http://jp.youtube.com/cubic333

(全編が9つのクリップに分けて掲載されています。)
(cubic333さんの翻訳と字幕制作の労に大きな感謝を捧げます – saori)

(YouTubeの解説文)2007年9月18日、ペンシルベニア州ピッツバーグ。ハイテクの街として知られるこの地に本拠を置くカーネギーメロン大学の講堂で、1人の教授が「最後の授業」を行った 。教授の名前はランディ・パウシュ。46歳。バーチャルリアリティの第一人者と称される人物だ。最後の授業をするにはまだ若すぎるパウシュだが、実はこのとき、彼には長年親しんだ大学に別れを告げざるをえない事情があった。膵臓から肝臓へと転移したガン細胞 。医師から告げられた命の刻限は「あと3カ月から半年」。

こうしてパウシュの最後の授業は始まった。スクリーンに映し出された演題は『子供のころからの夢を本当に実現するために』。それは、学生向けに講義をするふりをしながら、 まだ幼い3人のわが子に遺すためのメッセージだった…

アメリカではネット動画にアップされるやまたたく間に600万ものアクセス数を獲得したという、心揺さぶられるメッセージ。

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2007/10/09: 末期ガンのランディー・パウシュ教授、最後の講義「心から伝えたいこと」
http://mediasabor.jp/2007/10/post_233.html

(解説抜粋)米国で良いスピーチと言えば、ユーモアを折り込みながら聴衆を楽しませ、感動させるスピーチだ。9月18日にカーネギー・メロン大学で行われたランディ・パウシュ教授の最後の講義は、まさにそんなスピーチだった。この最後の講義は、ウォール・ストリート・ジャーナルのウェブ版でも、掲載週でもっともアクセスが多いニュースとなった。

また1時間以上にわたる講義のビデオクリップがインターネットで広がると、ブロガーらが「最高の講義」、「これまでに見たことでもっとも重要な内容」といった見出しで、パウシュ教授の最後の講義について次々に自分のブログに掲示した。またパウシュ教授のもとには、何千もの人々から感動の声が寄せられた。

46歳のランディ・パウシュ教授は、2006年に膵臓ガンと診断された。今では肝臓にも10個の腫瘍があり、医師からは数週間から数ヶ月の命と言われている。ただしビデオを見ればわかる通り、最後の講義でも腕立て伏せをして見せるなど、とても病気とは思えないエネルギッシュなスピーチを披露した。

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Randy Pausch’s Home Page
今までに公開されたクリップのほとんどを掲載
http://download.srv.cs.cmu.edu/~pausch

Randy Pausch’s Update page
病状や家族との毎日をつづるブログ
http://download.srv.cs.cmu.edu/~pausch/news/index.html

The Last Lecture – 書籍オフィシャルページ
http://www.thelastlecture.com

最新クリップ:
Randy Pausch Inspires Graduates
5/18/2008 カーネギーメロン大学卒業式でのスピーチ
http://www.youtube.com/watch?v=RcYv5x6gZTA
5/19/2008 Good Morning America出演
http://www.youtube.com/watch?v=wVFmFof6aXg

Obama Hope Poster

In Activism, Art, Politics on 2008/02/29 at 08:02


アナウンサー: 先日テキサス州ヒューストンのオバマ選挙事務所のビルの、巨大なオバマの壁画のことをお伝えしましたが、今日はそれがどのように描かれたかお伝えしましょう。

アーティスト: 僕たちはオバマ事務所に描くことを依頼されました。キャンペーンを芸術的に表現するためです。この絵はシェパード・フェアリーの作品です。知っている人には有名なのですが、国際的なポスターキャンペーン「Obey Giant」の作者です。普通のポスターを貼るのではなくて、壁画に復元することにしました。結構うまく出来てきています。大統領選挙の日までこの壁に残っているといいなぁ。

アーティスト: 僕が思うに、誰に投票するかは問題じゃなくて、投票すること自体が大事なんですよね。地域コミュニティーには、もっとアートを使ったアクションが必要だと思います。どんなメッセージを託しても構わない。この壁画の場合は「The medium is the message」(手段自体がメッセージだ‥シェパード・フェアリーのモットー、文明評論家マーシャル・マクルーハンの言葉)他の町はあまりこういうことをしていません。僕らのこの壁画を見て「よくやった!」と言われたいですよね。

Obama Mural
http://myspacetv.com/index.cfm?fuseaction=vids.individual&videoid=28694820

Obama mural “Hope”
http://flickr.com/photos/primoprics/sets/72157603947276878/


Obama HopeShepard Fairey: Obey Obama
シェパード・フェアリー:デザイナーの強力なポスターシリーズによる候補者支援

(インタヴュー内容の一部)

– なぜオバマを支援する様になったのですか?

最初は2004年の民主党大会のスピーチに感動して。それ以来ずっと感動し続けている。戦争に正面から反対したり、どんな場面でも自分の信じていることを堂々と言っている。だから自腹で支援しようと思った。民主党の候補に決まるまで待てば、と言われたけれど、待てなかった。確実に民主党候補にするための支援が大事だから。

– どうやって始めたのですか?

僕の今までのやり方は、街にポスターを貼る活動だから、そういう違法活動とはかかわりあいたくない、と言われるかもしれないから、知り合いを通してポスター制作の意思を伝えたんだ。ポスター制作はOKということで、僕は一晩で作って、印刷して、サイトにアップした。

– 反応は?

もの凄かった!15分で売り切れた。最初の売り上げでキャンペーンの規模拡大資金にした。「PROGRESS」の文字を入れて350枚売って、350枚を配布用にさらに印刷、それから「HOPE」の文字をつけたものを3000枚配布用に作った。

– オバマ選挙事務所の反応は?

ポスターへの反響はとても強く、事務所にも問い合わせがあるらしい。このポスターキャンペーンは見守っているようだ。でも正式なキャンペーン商品として売るための別のポスターの依頼があった。直接効果になるよね。だから僕は引き受けるつもり。もっと早く依頼してくれれば良かったのにと思う。でもこのポスターもオンラインでたくさんの人に渡ったし、嬉しいよ。この作品はメディアとかで「Cool! かっこいい!」と言ってもらうために作ったのではないから。

Shepard Fairey: Hope / Elysian Park
http://obeygiant.com/post/hope-elysian-park