2000年に大ヒットしたバドワイザーCM「WASSUP」
8年後、オリジナルメンバーは今…「WASSUP 2008」
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数々の賞を持つ映画監督チャールス・ストーン三世の経歴は、1988年にNew York Woo Art Internationalのアニメーターに始まる。90年代初頭にミュージックビデオの監督は始め、クリントン政権下の繁栄とチャンスの頂点の1998年に、ごく少ない製作費とVideo8で撮影し自身と友人たちが出演した短編映画「True」を製作した。「True」はまたたくまにアンダーグラウンドのヒットとなり、広告業界の注目を集めた。
チャールスのミュージックビデオと短編映画の成功は、彼の劇場作品への道を開き、「Paid in Full」を監督することになった。同時に「True」のアンダーグラウンド人気は衰えず、VHSテープで人から人へと伝わり、広告代理店DDB Needhamのシカゴ支店の製作者たちの手に渡った。製作者たちにはすぐにその利用方法が浮かんだ。
2000年ブッシュ当選の夜、DDB Needhamとチャールスは、バドワイザー「Whasszup?」CMシリーズを製作を開始。チャールス自身も出演した(最初にソファーに座って登場するのがチャールス)。「Whasszup?」CMは国際的な大ヒットとなり、Cannes Grand Prix, Grand Clio, Golden Pencil, Andy Awardなどの世界的権威のある広告賞を総なめした。その年に「Paid in Full」が公開され、年末には監督二作目「Drumlineドラムライン」の監督を開始した。
クリントン政権時代の繁栄は衰え、ブッシュ政権の腐敗と悪政に焦点が当たるようになった。そんな中でもチャールスは成功し、三作目「Mr. 3000」を監督することになった。同時にNBAのカーメロ・アンソニー出演のNike Air JordanのCMなどの仕事もこなした。
「Whassup?」のデヴューからの8年間を振り返り、チャールスは思った。この国がどんなに変わってしまったか。チャールスはあの時の友人を集めて「Whassup?」をもう一度製作することにした。自分たちの現状を訴えるとともに、希望を与えること。希望のためにどんなに投票が大事であるかということ。そしてこの国をこんなにしてしまった政権からきっぱりと離れた候補、オバマを選ぶことがどんなに大事かということを。
Paid in Full
http://www.imdb.com/title/tt0259484/
Drumline
http://www.imdb.com/title/tt0303933/
Mr. 3000
http://www.imdb.com/title/tt0339412/
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付録:監督ロン・ハワードからのお願い
http://www.funnyordie.com/videos/cc65ed650d