Pursuit of Equality 平等を求めて
http://www.pursuitofequality.com
2004年2月12日から3月11日の間、サンフランシスコ市長Gavin Newsom ギャビン・ニューサムは同性カップルへの結婚許可書を発行した。現状を転覆するために、アメリカ全体に人の人生を、愛を、そして結婚というものを見直させるために。アメリカの次の偉大なる民権運動に火をつけるために。
「Pursuit of Equality 平等を求めて」は結婚する権利の平等を求めて闘うアメリカ市民のひとりひとりを描く、感動に満ちた記録。報道が気づく以前からドキュメンタリー・クルーは、アメリカ初の同性結婚をする自分のスタッフの結婚の儀式に立ちあうニューサム市長をレンズで追う。これによってアメリカ近代史上最も議論される民権運動のエピソードに火がつく。物語は通りへ、裁判所へ、市役所の中央階段へと続く。そこでは結婚の儀式を行う同性カップルと、同性愛を罪とする教会集団とが激突する。
「Pursuit of Equality 平等を求めて」は、同性結婚を巡る感動的な人権への闘争に焦点を当て、平等を求めるカップルとその家族たちの喜びと悲しみを記録する。この歴史的な期間、ニューサム市長に密着した唯一の映画クルーによって、この歴史的な出来事の詳細が、一貫した密着取材の様相でドキュメンタリーに仕上がっている。
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2008年5月15日、カリフォルニア州最高裁、同性婚認めぬ州法に違憲判決
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200805160007.html
米カリフォルニア州最高裁は15日、結婚を男女間に限定している州法は、同州の憲法に違反するとの判決を下した。「個人の性的指向を根拠に法的な権利を否定すべきではない」との理由から、同性婚を認める立場を示した。
2004年に同性カップルに結婚証明書を発行、裁判で無効判決を受けたサンフランシスコ市が、複数の同性カップルや権利団体とともに、州法が差別にあたるとする訴えを起こしていた。州最高裁は4対3で、この主張を支持。判決は30日以内に発効する。保守的な姿勢で知られる同州最高裁が同性婚を容認する判決を出したことに、驚きの声も上がっている。
ニューサム・サンフランシスコ市長は、「判決は当市だけでなく、数百万の人々にとっての勝利だ」と述べた。一方、反対派は、州憲法自体に同性婚を認めないとの規定を加えるべきだと主張し、その是非を問う住民投票の実施を提案している。
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判決を聞き、市役所前で歓喜する同性結婚支持者たち(ビデオ、写真)
http://www.sfgate.com/cgi-bin/object/article?f=/c/a/2008/05/15/BAGAVNC5K.DTL&o=0
喜びに湧く、同性結婚支持者たちへのインタヴュー
Love is Everywhere
http://www.youtube.com/watch?v=34G8Mp9Yb2w
カリフォルニア同性結婚支援サイト「Let California Ring」
http://www.letcaliforniaring.org
提携サイト集
http://www.letcaliforniaring.org/site/c.ltJTJ6MQIuE/b.3389615/k.C843/Coalition_Partners/apps/nl/newsletter2.asp
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映画「MILK」とLGBT/GLBT活動に関する記事一覧
https://100voices.wordpress.com/milk