YouTubeから聞こえるアメリカの声

John Legend: Show Me Campaign

In Human Rights, Music + on 2008/04/03 at 13:47


2007年3月5日、ジョン・レジェンドは西アフリカのガーナを訪れた。そして世界で10億人以上の人々が生きている極貧の現状を見た。

「ここの極貧状態は、アメリカとはどんな比較にもならないよ。アメリカなら最悪の場所でも、スープキッチンで食べられるし、救急で診てもらえるし、道路は舗装されてるし、どこに行っても病院には医者と看護婦がいる。ここの状態は全く違う。ニューヨークタイムズで読んだけど、もしこういう現状を知って、人の生死がほんの少しの行為で変えられることを知った時、何もしないのはモラルへの冒涜だ、何もしないことには弁解の余地はないんだ。食料を送るだけでは解決できない。肥料を送るんだ。そうすれば自分たちで食料が作れる。」

僕はコロンビア大学のJeffrey Sachs ジェフリー・サックス教授の「The End of Poverty 貧困の終焉」を読んで大きな刺激を受けてガーナに来た。この本は僕の中の現実と理想の両方に訴えた。世界の極貧が僕らの世紀で克服できる可能性も理解出来た。それも驚くほど現実的な金額で。

ガーナ訪問は僕の人生を変える体験だった。僕がどれだけ幸運かということ。そして世界の何億の人々に極貧が与える具体的な影響を見ることができた。最低限の医療も受けられない病の子供たち、清潔な飲料水の欠乏、食料がほとんどない家族‥。それらを目撃することは悲しく、自分の無力を感じる。でも彼らの生活の根底を自給自足で向上することは、ほんのわずかなことで実現するんだ。

何万ものアフリカの子供たちはマラリアで命を落とす。たった10ドルのBug Net 蚊帳があれば防げるし、たった2ドルの薬で治せる。10ドルあれば村ひとつ分の肥料が買えて、作物の収穫が格段に上がる。10ドルは僕らに取ってはなんでもない金額だけれど、10ドルで大きく変わる国がたくさんあるんだ。

この子たちは僕らの小さかった頃と同じだ。みんな大きくなっていろんなことが知りたいんだ。この子たちが飲み水を汲みに何マイルも歩かなくていいように、勉強するのに学校で一日何も食べずに過ごさなくていいように、これらはみんな解決できる。Millennium Villages (Project) ミレニアム・ビレッジは人々の生活を変えている。僕は南ウガンダのムンサソで、各村のリーダーたちとタウンホールミーティングを開いた。みんなこのプロジェクトから得た、実際に目に見える変化を伝えてくれた。

ガーナの状況を自分の目で見て、こうして実際に変化を起こすことが出来ることを知って、僕はもっと何かしなければならないと思った。僕のファンも一緒に。僕らのチームは人々の関心と支援金を集めるための「Show Me Campaign ショーミー・キャンペーン」を展開することにした。支援金のターゲットは以下の項目だ。

肥料: 現在作物を作るのが困難な農地に安定した収穫を供給する。村人が自給自足できるようになる。さらに作物を売ることで村の経済を向上することができる。

蚊帳: 毎年何百万人もの子供がマラリアで命を落としている。蚊帳があれば(マラリアを運ぶ蚊を)容易に防げる。

無料学校給食: ほとんどの子供たちにとって、学校での食事が一日の唯一のしっかりした食事だ。無料学校給食によって、子供たちの出席率は100%になる。しっかり食事を取っている子供たちは学業に集中でき、今までにないレベルで向上していくことができる。

安全な飲み水供給地: アフリカの何百万もの人々が汚染された危険な水に頼って生活している。

抗エイズ薬: HIV感染は必ず死に繋がるものではない。アメリカの感染者たちは何年もの間、抗エイズ薬によって病状を管理することができる。アフリカの2400万人の感染者のうち、現在80万人にしか抗エイズ薬を入手する手段がない。

インターネット接続: チームが村を去った後も、村の人々と密な連絡を取り合うことができる。

現地医療: 現在多くの人々が、医療機関に行くために何マイルも歩かなければならず、その上薬が足りないために帰されたり、力つきて命を落としたりする。ミレニアム・ビレッジは、村人がすぐに診てもらえる様に、各村にスタッフの完備した無料医療クリニックを設立する。

ミレニアム・ビレッジの目標はアフリカの人々が向上のはしごを上り始める助けをすること。そうすれば後は自分たちで上り続けることができる。

僕は「Show Me」を、始めは神への祈りとして書いた。こんなに困難に溢れている世界の中で、「命と死」についての神への簡単で正直な質問だった。でも今は思うんだ。この質問は神だけにするものではない。みんなに問う質問だ。そして僕自身に問う質問だ。人の生死を変える力を持っているのに、何もせずただここに座っているなんて。僕にとって何でもない金額が、人の生活を100%変えることができるのに。「Show Me」は質問からアクションの呼びかけの曲に変わった。どんなに胸が痛むか話すことは簡単だ。でも実際に行動を見せる(Show Me)まで、何も起こらない。僕と一緒に、行動しないか?

“We may have different religions, different languages, different colored skin, but we all belong to one human race.” – Kofi Annan
「宗教が違っても、言語が違っても、肌の色が違っても、私たちはみな人類というひとつの民族なんだ。」コフィー・アナン

John Legend’s Show Me Campaign
http://www.showmecampaign.org

John Legend: Show Me
http://www.youtube.com/watch?v=Mmn_3XXoPTM

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Millennium Villages
http://www.millenniumvillages.org

Millennium Promise
http://www.millenniumpromise.org

ミレニアム・プロミス・ジャパン
http://millenniumpromise.jp

Jeffrey Sachs: The End of Poverty – Economic Possibilities for Our Time
http://www.amazon.com/dp/0143036580
ジェフリー サックス: 貧困の終焉 – 2025年までに世界を変える
http://www.amazon.co.jp/dp/4152087234

日本外務省: 人間の安全保障基金による「アフリカン・ミレニアム・ビレッジ(AMV)第2フェーズ」への支援について (日本語)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/h20/3/1178535_904.html

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