Body of War: ドキュメンタリー
2008年3月より米国都市劇場公開開始
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ブッシュ大統領がワールドトレードセンターの残骸の前で演説している。それをテレビで見ていた青年トーマス・ヤングは、国を守らなければならないと思った。9/11のわずか二日後、ミズーリ州カンサスシティーで軍隊に志願した。2001年、22歳。
訓練中、アルカイダとタリバンのテロリストと戦うために、アフガニスタンへ輸送されると思っていた。まもなく大統領はイラク攻撃を宣言し、チェイニー副大統領もラムズフェルド国防長官も、敵はイラクにいると言う。フセイン大統領の持つ大量破壊兵器が、一番の脅威だと言い始めた。
トーマスがイラクに輸送されたのは、イラク戦争が始まって一年の2004年3月。大統領が「任務達成」を宣言してから10ヶ月後だった。一週間して最初の任務でサドル・シティに向かった。仲間の兵士と談笑しながらハンヴィーに揺られていた時、撃たれた。一度も銃を撃つことがなく、トーマスは下半身不随の体になった。
ウォルター・リード米軍病院で、トーマスの長い長い治療生活が始まった。下半身の動かない、戦争にもらった新しい体。病院のテレビには、毎日戦場からのニュースが流れる。死者の数、負傷者の数、アメリカ兵、イラク人。9/11のテロリストとイラクは何の関係があるんだ?大量破壊兵器はない?何のために毎日人が死んでいくんだ?なぜ?なぜ?何のために僕はこんな体になったんだ??
疑問と怒りに打ちのめされたトーマスに、母は言った「議会の人に会ってみる?あなたは名誉の負傷兵なのだからきっと会ってくれるわよ」「ラルフ・ネーダーに会いたい」トーマスは即答した。トーマスの知る限り、ネーダーは唯一の軍撤去を主張している指導者だったからだ。そしてネーダーはトーマスに会いに来た。友人のフィル・ドナヒューを連れて‥。
Body of War: Songs That Inspired An Iraq War Veteran 二枚組CD
2008年3月18日発売(イラク侵略5周年の二日前)
http://www.bodyofwarmusic.com
トーマスの物語に、パールジャムのエディー・ヴェダーが共鳴した「僕は君の代わりに歌う。君の言葉を借りて歌う。君の代わりに歌っているのだから、作る必要もないし躊躇もない」ヴェダーはこの映画のために「No More」「Long Nights」の二曲を書き下ろした。
‥私たちの意識にかけて、私たちの心にかけて、私たちの命にかけて、見たことにかけて、体にかけて、声にかけて、これ以上罪なき人々を殺すな、これ以上恐怖をばらまくな、もう弔辞はいらない、もう伝道はいらない、これ以上大統領は嘘はやめろ、No more War…
ヴェダーに呼ばれて、ロラパルーザのステージにトーマスが登場しました「ありがとう!エディーのようなミュージシャンが素晴らしい反戦の歌を作ってくれる。みんなで聞いて元気をもらえる。でも本当に大事なのは君ら一人一人なんだ。みんなでこの犯罪の戦争を止めよう!」
Sire Recordsがアルバムを製作した。ドキュメンタリーのために書かれた二曲を含む、トーマスが選んだ「イラクのサウンドトラック」だ。様々なジャンルの様々な時代で、だがどの曲も「戦争」に対する問いかけを歌っている。それらはイラクへ、そしてイラクからの旅路で、トーマスに勇気を与えた曲だ。Neil Young “The Restless Consumer”、John Lennon “Gimme Some Truth”、Public Enemy “Son Of A Bush”、Bruce Spingsteen “Devils & Dust”、Roger Waters “To Kill The Child”、Tom Waits “Day After Tomorrow”などが含まれている。
Sire RecordsはこのCDの契約時の2007年9月、トーマスの名前で10万ドルを、Iraq Veterans Against War IVAW(イラク退役兵反戦団体)に寄付した。発売後の収益の一部もIVAWに寄付される。IVAWは3月13日から16日まで、イラクとアフガニスタンの退役軍人たちによる証言公聴会「Winter Soldier」を予定している。この模様はサイトから見る事ができる。
http://www.ivaw.org
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Body of War: CD カバーアート Shepard Fairey
http://www.bodyofwarmusic.com
カバーアートは「Obey Giant」で一世を風靡した思想的ストリートグラフィックアーティスト、シェパード・フェアリーの作品。映画「Walk The Line」のポスターやThe Smashing Pumpkin’の「Zeitgeist」のジャケットなどでも有名。Body of War CD カバーアートはシェパードがこのプロジェクトのために製作し寄付した。
Shepard Fairey
http://www.obeygiant.com
http://www.studionumber-one.com
シェパード・フェアリー
http://www.tkicorp.jp/lettersfirst/art/art12.html
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Body of War: Take Action 行動を起こそう!
http://www.bodyofwar.com
投票しよう / 次の戦争を食い止めよう / 兵士たちの反戦運動を支援しよう / 退役軍人たちへの援助を要求しよう / 反戦の意思を公にしよう / 議会の腕をへしまげよう / 大通りで行動を起こそう / 軍が青少年から搾取するのを止めよう / 戦争商人を阻止しよう / できごとの点をつないで全体を理解しよう / 秘密刑務所を解体しよう / 戦争をやめよう