地球は焼けています。何とかしなければ / 私たちのチームはみんな、毎日どうしたら温室ガスを減らすことができるかで頭がいっぱいです / 石油依存はいろいろな意味で危険です / 一度「プラグイン」を体験したら、ガソリンステーションには二度と戻りたくなくなります。
●車の充電
「プラグイン」の魅力は清潔、安価、地元生産 / 「プラグイン」は電気自動車とハイブリッドの長所を合わせた最強のアイデアです。通勤日は電気で、週末の長距離は予備ガソリンで / 電気代で換算すると、1マイル1~2セント / Googleのような会社が、この技術がすでに容易に実用化できることを証明しています。車会社はなぜ採用しないのでしょう / Googleはまず、プリウス4台フォードエスケープ2台を改造しました。次に企業向けに100台を改造します / 政府は清潔な車の基準を設定するべきです。今までも失敗を繰り返して来ましたから。
●グリッドの充電(VTG Vehicle-to-Grid)
風力や太陽発電だけでは必要な時に十分な電力が供給できないことがあります。バッテリーに貯めておけば必要な時に使えます / 車からグリッドへの充電‥というのは素晴らしい発想の転換です。車のバッテリーが、貯めておく場所のないグリッドの蓄電の機能をするのです / VTGはグリッドが電力を必要としている時に供給できるというコンセプトです / Googleは地域の電力会社と協力して、VTGの実現のための実験を行っています / 需要と供給の理想的なバランスです。夜の電気で車を充電し、昼の消費時間には車から電力会社に売ることができます / 再生可能な太陽電気を利用し、余剰電力を繰り返し還元出来るのです / 実用化されればクリーン車の大きな市場が出来ます / もし今アメリカ全土の車が「プラグイン」になったとしても、現存のグリッドの夜間電力でその82%を充電することができます。このためにグリッドを拡大する必要はないのです。
●地球の充電
電気自動車が普及すればするほど、風力や太陽電池などの再生可能電力の市場が広がります。個人の家や地域規模で。電気自動車は広がれば広がる程、地球がきれいになります / インターネットの普及の時のように、だんだんたくさんの人がこの市場に投資するようになってきました / 人々に「プラグイン」を試す機会を与えて下さい。一度試したら、きっと元に戻りたくなくなるはずです / 実用化が始まれば、きっと購入希望者の数に製造が追いつかなくなることでしょう / 自然愛護者、善行者、節約家、エネルギー業投資家、そしてウィリー・ネルソン、それらの連盟活動と呼べますね / 太陽から充電し、車でグリッドを充電し、地球温暖化対策への情熱を充電する‥「RechargeIt.org」というプロジェクト名は完璧です。
– – – – – – – – – –
Neil Young’s Silver Seed comes to visit
2007.9.19: 先週、ニール・ヤングが愛車Linc-Volt(1959 Lincoln Continental Mark IV)でGoogleのRechargeItプロジェクトを訪問。Linc-Voltはこの秋、徐々にプラグイン・ハイブリッド(PHEV)に改造されていく。プラグインとVTGテクノロジーをアメリカ中に広めるために、ニールはその過程とそこで会った人々をドキュメンタリーに収録している。Linc-Voltはカンサス州ウィチタで、ガソリン車からバイオ・ディーゼル使用のプラグイン車に変身する。ニールの秋のツァーとブリッジスクール・コンサートの後、Linc-Voltは内装の改造を受ける。ニール曰く「俺は俺のやり方でグリッドを充電するぜ」