★注意★40年代の精神病棟や電気ショック治療の場面、CIAの拷問マニュアル図解など、残酷な映像が多数含まれていますので、ご注意下さい。
このクリップは、ナオミ・クラインと「Children of Menトゥモローワールド」の監督アルフォンソ・キュアロンが製作した約7分の短編です。クラインの新刊書「ショック・ドクトリン」の内容を、視覚的にまとめています。現在この短編は、クラインのオフィシャルサイト、YouTubeオフィシャルで公開されています。
Shock Doctrine
YouTube: Shock Doctorine
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Democracy Now! 2007年9月17日特集
「ショック・ドクトリン」ジャーナリスト、ナオミ・クラインが語る、惨事活用型資本主義の勃興
ピノチェトによるチリの軍事クーデター、天安門事件、ソ連崩壊、米国同時多発テロ事件、イラク戦争、アジアの津波被害、そしてハリケーン・カトリーナ。世界を変えたこれらの出来事を、調査報道ジャーナリストのナオミ・クラインが新著The Shock Doctrine: The Rise of Disaster Capitalism(ショック・ドクトリン:惨事活用型資本主義の勃興)でまとめました。
クラインは著書の中で「現代の自由市場の歴史はショックの中で塗り替えられてきた」と述べ、さらに次のように論じています。「過去35年で最も恥ずべき人権侵害のいくつかは、とかく反民主主義的な体制によるサディスト的行動と見られがちだが、実は民衆を震え上がらせるために綿密に計画され、急進的な自由市場改革のための素地作りに利用されてきたのである」。
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オフィシャルサイトより:
「ショック・ドクトリン」を書くための調査で明確になった事柄は、あまりにも驚きで啓示的でした。この発見と体験を出来る限り多くの人々に伝えたい衝動にかられています。このサイトは本書と併設された「生きた情報」サイトです。読者のみなさん、特に教育者や学生のみなさんに活用していただきたいです。深い理解を得、そして自分の目でその証拠を見て下さい。- ナオミ・クライン
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この本はきっと近いうちに日本でも出版されると思います。その時に、ぜひ参考にしてください。この赤いピルはとても苦かったです。ピルが消化できなくて、こんな一文を見つけました。
The Huffington Post: Jane Smiley
クラインは本書を希望的な一文で締めくくっている。「チリやレバノンなど多くの場所で、人々はこれらの経験から学んだ。用心深くなった。ブッシュの一軍と自国の統治階級が与える『ショック』への耐久力ができた。惨事資本主義に何十年も耐えて来た結果、彼らは自身の利益についての理解を深め、容易に操ることができなくなった。私は希望的観測を持ちたい。」問題なのはブッシュとチェイニーがどこまでやり続けようとしているか?ということだ。そして誰かそれを止めようとする者がいるのか?
どの出版社から日本語訳が出るのでしょうか。一日千秋の思いです。期待しております。既に、美鈴という出版社が本の紹介をしたようですから、反響ができてきています。当方のブログでも紹介はいたしましたが。700ページの本は大作です。