ルーディー: 嵐が来たよ、月曜の朝7時だった。悪夢だった。世界で一番偉大な国に住んでるんだよ。人間を月に行かせられる国に。なのに家族をもとの一つの家に戻せないのか。未だにカトリナの打撃で弱り続けている。
ワシントンじいさん: 二年たった。何もしてくれない。何もしてくれない。
ジュリー: 未だにここニューオリンズでは住むところがない。だから7日働いて7日休み。休みの時はアラバマまで車で行って5夜ベッドで眠れます。あとの9夜はここで知り合いの家の床に寝るんです。
ワシントンじいさん: ここは私の家族の家だ。直すことはできないかな。わしが住めるように。狭くて構わない、わしがいる場所だけあればいいんだ。後ろの部屋だけ直したい。もうFEMAのトレーラーに住むのは辛いんだ。でも住んだら家賃を取られるか心配だ。(家賃、取られるのか?)そういう話だよ。(そうか、だからじいさんは二部屋だけ直したいんだな。トイレと寝る部屋だけあれば、いられるというわけだ。84歳で‥。)
ジュリー: もし政府が私たちが住んでいたAbundant Squareの低所得者住宅を開けてくれたら、私はもっと働けて、夫は癌だけれど、今程ひどい状態ではないはずだわ。1800世帯を差し押さえて、今度は家賃月1115ドルだなんて。
リンダ: 家賃が高過ぎて、一部屋に一家族づつ住んでいる人たちがいる。ずっとアメリカ国旗を飾ってた。助けてくれているのは(政府ではなくて)アメリカ市民だということを訴えるために。心の中ではずっと、私たちは忘れられていない、と信じています。
(クリップ内容要約 – 全文はここにあります)
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WhenTheSaints.org
(about us: 訳)
カトリナの被災から二年、ルイジアナ湾岸地区では未だに何万もの家族が家を失ったままです。3万の家族が国内に点在するFEMAのアパートに散り散りに住み、1万3千がトレーラーに住み、災害によって破壊されたニューオリンズの7万7千の賃貸し家屋は、ほとんど修復されていません。
この短編「When The Saints Go Marching In」は、そこに住む人々の辛い物語です。ルーディーの一家は家を失いましたが、保険会社から下りた金額はたった4千ドル。若い頃大工だった84才のワシントンじいさんは、三軒家を持っていましたが、未だにFEMAのトレーラーに住んでいます。ジュリーは、政府が以前住んでいた公共住宅を閉鎖し続けているので、仕事や日常生活を取り戻すことができません。このような物語が何千も存在します。
私たちにできることがあります。Chris Dodd’s Gulf Coast Recovery Bill of 2007: S1668(湾岸復興計画法案)を承認させるように議員に訴えるための署名をすることです。
この法案はもうすぐ投票にかけられます。この法案が通過することが、湾岸地区の再建に向けた大きな進歩になります。S1668への署名と同時に、あなたの地区の議員に、カトリナとリタで住むところを失った、公共施設や低所得者住宅に住んでいた人々を援助するよう、訴えて下さい。
このクリップを広めて、たくさんの人に署名のことを知らせて下さい。